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Daimler Double6 改 ツインターボ3.0 1993年

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「Evitaスタイルに載ってるジャガー XJ-6シリーズ1を見て問い合わせしたんですが・・・」
と、お客様からのうれしいお電話が今回のプロジェクトの始まり。

とはいえ
Evita: 「このお車はすでに売れてしまってまして・・・」

すかさず
お客様: 「いや、このクルマみたいにクルマを作っていただけませんか?」
と。。。

聞けば
「 とにかくディムラーダブルシックスが好き!」
「でも壊れるディムラーは好きじゃない」
「だから壊れない安心のディムラーを作ってくれないか?」
「自分の納得できる仕様で!」
「どこの業者に相談しても引き受けてくれないんで・・・」

最後の言葉に「ピクッ」と反応したEvitaボスの一言!

「できますよ!」  ^^v

こうしてプロジェクトがスタート!
お客様のご意向とEvitaの経験値をミクスチャし、
2012年夏、ここに「ディムラー ダブルシックス 改ツインターボ3.0」が 遂に誕生した!
苦節○年^^;
大変お待たせしてしまって・・・m(_ _)m

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簡単にお車の詳細を!
まずはタイトルにもあるディムラーには聞き慣れない言葉、そうツインターボエンジンに換装してます。そもそもダブルシックスはV12エンジンを搭載し、高いエンジンパフォーマンスを持つが、これに引けを取ることのない「速さ」に加え、「軽さ・燃費・そして壊れない!」を考慮し、トヨタアリストのツインターボエンジンをチョイス!電装系、水周り、トランスミッションに至るまでアリストのそれを移植、確実なパフォーマンス向上を果たせた!、かな。(笑)。ただならぬ雰囲気を醸すエンジンルームとなる。

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お次はボディビルド。ベース車両はボディの錆や腐食のなるべく少ない93年式のダブルシックスシリーズⅢモデル。剥離、板金を施しお客様お好みのベンツ純正カラー「インジウムグレー」にオールペイント。とても落ち着きのあるシックなお色でディムラーにとっても似合いますね!、Goodチョイスなカラーかと思います。
フロントリアバンパーはシリーズⅠのバンパーをさらに加工を施し、合わせてウィンカーやバンパー下回りもシリーズⅠの仕様へ。HIDキセノンヘッドライトを装着、 お客様こだわりの?!ドアミラーをセット。足回りブレーキに関してはもともと強靭なV12エンジンを支えるに事足りる足回りであることとしなやかさを損ないたくないという理由から純正機関をリフレッシュしそのまま使用することに。そして最後はインテリアへ。

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明るく気品のあるベージュカラーのインテリア。天井、カーペット、内張りまで総張り替え。もちろんシリーズⅠ用ローバックシートもベージュ革へ新調。純正採用されていたバールウッドより少し明るくベージュ色に近いバーズアイウッドで車内の高級感がグッと引き上げられる。お客様自らが持ち込んだ特注ウッド&レザーコンビステア(byモトリタ)とのカラーバランスもとっても良い!!ブースト・時計・ampsの特注3連メーターが遊び心を!カロッツェリアとマッキントッシュでダイナミックなサウンドを!極上な車内空間となったのでは?

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って掻い摘んで文字にしてしまうとうちのメカニックに怒られてしまうほど簡単に思われがちですが、トライ&チェックを繰り返し、幾度となく打ち合わせと調整を重ねた末に難産の上生まれたおクルマなわけで、お客様以上にうちのメカニックなんかは愛着があるんだろうね、「カッコいぃ~!!」って自画自賛してますよ!!

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そしてお客様待ちに待った納車の日。

「仕上がりに120%満足!」
とうれしいお言葉をいただけたことは我々にとって最高の瞬間でした!
引き続きお車のサポートお任せくださいませ!

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Photo & Text by O.I